葬式の数珠の意味は?持ってないけど必要?種類や色・使い方は?

公開日:  最終更新日:2016/04/24

数珠

お葬式や法事など参席すると、必ず気になるのが数珠」です。

数珠を持っている方、持っていない方。

最近では、特に宗派にこだわらない人にとって、社会人として葬儀や法要に参席する際のマナーとして、欠かせない 必須アイテムという位置付けになっているようです。

しかし、数珠をする意味をはっきりと分かっている方は少ないと思います。

そこで今回は、数珠を持つ意味や必要なのか?また、種類や色・使い方などについてご紹介していきます。

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葬式で使う数珠はどんな意味があるの?

現在、日本の多くの宗派では『数珠』、浄土真宗では『念珠』と言います。

一般的には数珠(念珠)と考えられています。

数珠という名の通り、念仏・真言・題目のあげた回数を数えるために使う仏具です。

仏教では、人間には百八の煩悩があるといわれていて、玉一つひとつが百八の煩悩を司る仏様と考えられていています。

そして、人間のあらゆる煩悩を、数珠が引き受けてくれるという考えから、数珠は百八の玉からできていて、古来より厄除け、お守りとしての役割もしています。

現実には、供に亡くなられた方や、仏様に敬意を表す為のものとして捉えられています。

葬式で使う数珠を持ってないけど必要なの?

信仰している宗派がある場合はその宗派で決められた数珠が必要です。

また、数珠を持っていない方も増えてきましたが、正式な場ではやはり持っていたほうが、よりいっそう丁寧な印象を受けます。

最近では「片手」「略式」といって、全宗派に使える短いものを持つ方が多くなっていますが、持っていなくても問題はありません。

 

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数珠の種類や色の選び方は?

現在、日本には同じ仏教でありながら多くの寺院、教義が存在し、その中にそれぞれの宗派の違いがあり、数珠・念珠の仕立や持ち方にも違いがあります。

ここでは特に宗派にこだわらない人が使える「片手」または「略式」といって、全宗派に使える数珠・念珠をご紹介いたします。

「片手」または「略式」と呼ばれる数珠は、本来は108珠である主珠の数を簡略化した数珠の事。

主珠の数は108珠の半数の54珠、三分一の36珠、四分の一の27珠、六分の一の18珠などがあります。

最近では、22珠や25珠など珠の数にあまりこだわらず、仕上がりの輪の大きさ(手の大きさ)に合わせた珠の数で製作されているようです。

【 数珠に使われる材料 】

● 木の実:金剛菩提樹・龍眼菩提樹・星月菩提樹・鳳眼菩提樹・天竺菩提樹等
(数珠・念珠の経典の多くは、 菩提樹の実を最上としています。)

● 天然石:水晶・瑪瑙・翡翠・虎眼・ガーネット・カルセドニー・ラピスラズリ等、中でも『水晶』の念珠は『千億倍の福』があるとされ、お数珠のパーツとしては定番です。

● 香木:沈香・伽羅・白檀等がありますが、昨今は大変希少になり入手は非常に困難です。

● 木:桜・桃・梅・紫檀・黒檀・縞黒檀・鉄刀木・生命の樹 等がありますが徐々に採れ難くなっています。

● その他:象牙・琥珀・珊瑚・真珠がありますが、珍しい部類です。
昨今はガラスやプラスチックの玉も見かけるようになりました。

【男性用と女性用の違い】

男性用は女性用の玉より大きいものが使われます。
女性用は男性用の玉より小さく、玉色に合わせて明るく綺麗な房の色を付けることが多くなりました。

【 数珠・念珠の房の種類 】

房の形は、大きく分けて次の4種類あります。

・頭付(かしらつき)房

・紐(ひも)房

・切り房

・梵天(ぼんてん)房

葬式 数珠2

特定の宗教を信仰している場合には、数珠の玉の数、房の形や数、石の色など色々ときまりがありますが、宗派にこだわらない人は葬儀の数珠であれば、珠の数や色・房はお好みで選んで問題ありません。

※数珠・念珠は借りないのがマナーです。
数珠の事を念珠というように、持ち主の身を守る冥加(みょうが、神仏の助け)があるものという存在ですから、人に借りるようなものではありません。

葬式で数珠の使い方・持ち方は?

・基本は、左手に輪を通し、房を下にして持ちます。
・本連数珠の場合は二重にして持ちます。
・合掌の時は、両手を合わせて、親指を外した両手に回してかけますが、略式の数珠などの場合は、親指を外した左手 だけかけて合掌しても良いでしょう。
・焼香に立つときは、左手にかけ右手で抹香をつまみ、後合掌します。

葬式 数珠1

※参席する場合、葬儀をあげる宗派に合わせる必要はなく、自分の宗派の数珠のかけ方をされることは問題ありません。

まとめ

①数珠の意味は
・仏様に敬意を表すという意味や厄除けやお守りとしての役割

②数珠は必要か
・宗派などこだわりがなければ持っていなくても良い

③数珠の種類や色の選び方は?
・珠の数や色・房はお好みで選んでかまわない。

④数珠の使い方・持ち方
・左手に輪を通し、房を下にして持ちます。
・合掌時は、両手を合わせ親指を外した両手に回してかける
・焼香時は、左手にかけ右手で抹香をつまみ、後合掌する

いかがでしたか

数珠についてご紹介しましたが、この機会に厄除けやお守りとして自分好みの数珠を一つ購入してみてはいかがでしょうか。

 

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