ノロウイルスの潜伏期間と初期症状!感染期間と治療期間

公開日:  最終更新日:2015/10/01

幼稚園や保育園、小学校で秋の終わり~冬場にかけてノロウイルスの集団感染が発生する傾向があります。

ノロウイルスは感染性胃腸炎の一種ですが、免疫力の強い大人なら感染しても発症しない場合や、風邪のような症状でおさまる場合もあります。

しかし、免疫力の低下した乳幼児やお年寄りの場合は症状が重くなったり、長引くことがあるので注意が必要です。

そんなノロウイルスが今年も流行の兆しとニュースで流れていました。

今回はこれから流行するであろう、厄介なノロウイルスの潜伏期間と初期症状、感染期間と治療期間をご紹介いたします。

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ノロウイルスとは?

◆ノロウイルス◆
ノロウイルスの大きさは、直径27nm~37nm。
RNA遺伝子をもち、カプシド(正20面体)構造体をもつ小さな球形のウイルスです。
ノロウイルス感染症はウイルス性食中毒の代表とも呼ばれる感染症です。
 
◆ノロウイルスの流行時期◆
ノロウイルスは秋の終わり~冬場にかけて発生します。
また、最も猛威を奮うのは冬場です。

◆ノロウイルスの特徴◆
ノロウイルス感染は下痢だけでなく、激しい嘔吐を引き起こすのが特徴です。

◆ノロウイルスの感染経路①
・ノロウイルス感染症は主に経口感染が原因です。

・ノロウイルス感染症の感染源となる食品の代表は「二枚貝」や「生牡蠣」です。

ノロウイルスは熱に強い耐性をもつウイルスですので、加熱が不十分なまま二枚貝を食べた場合に、ノロウイルスは体内に侵入し胃腸内の細胞にとりついて増殖していきます。

その増殖スピードは速く、感染時は100個以下だったのが、約1日の潜伏期間をすぎてその症状が現れる頃には、嘔吐物の中に約1万~10万個 /g、便の中には約10億個 /gもの量に増えています。

◆ノロウイルスの感染経路②
・ノロウイルスに感染すると、体内で増殖し糞便や時には嘔吐物として体外へ排出されます。

・この嘔吐物や糞便、くしゃみなどが感染源となり人から人へ感染が拡大しノロウイルスが流行となるのです。

◆ノロウイルスの感染経路③
・ノロウイルスに感染した子供の世話や看病をした人が嘔吐物などを介して二次感染するケースも多く、適切に処理して消毒を行わないと感染を広めてしまう危険性があります。

・乳幼児がいるご家庭では、子供がノロウイルスに感染し嘔吐を繰り返した際の処理や、4歳くらいまでの幼児の場合は座薬が処方されるケースも多く、座薬を挿入する際の糞便への接触が感染経路ともなります。

ノロウイルスの潜伏期間と初期症状は?

◆ノロウイルスの潜伏期間◆
ノロウイルスに感染すると、最短で24~48時間ほどの潜伏期間を経て感染症や食中毒(胃腸炎)を発症すると言われています。

◆ノロウイルスの原因◆
食中毒の場合は前日か前々日の食べ物が原因と考えられます。

◆ノロウイルスの初期症状◆
・吐き気症状
・嘔吐症状
・発熱症状(37~38度の発熱、まれに高熱の場合も)
・腹痛症状(チクチクさすような痛みがでる場合もあります)
・下痢症状(赤ちゃんは水のような便が出ます)
・嘔吐下痢症状に伴う脱水症状

ノロウイルスに感染すると初期に微熱が出ることが多いのですが、大抵は、いきなり辛い症状(嘔吐・下痢)がおこります。

 

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ノロウイルスの感染期間と治療期間は?

◆ノロウイルスの感染期間◆
1週間程度で人に感染することはなくなります。

◆ノロウイルスの治療期間◆
・ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤や特効薬は今のところありませんので、感染したときの症状に合った薬を処方してもらいます。

・感染後に発熱や嘔吐下痢などを症状を発症し、2~3日経過すると、症状は治まり、回復に向かいます。(症状によっては長くても1週間)

さいごに

ノロウイルスには有効な予防接種や特効薬がありませんので、日頃からマスクや手洗いうがいをしてしっかりと予防をしましょう!

ノロウイルス予防法
①食品の加熱:85℃以上で1分以上する。(生物は避ける)
②手洗い:手や指を抗菌石鹸で丁寧に洗い、きれいなタオルで拭く。
③うがいをする。

インフルエンザとも流行が重なるので、毎日の心がけが大事です。

もし感染してしまったり、いつもと違うと感じたら早めに病院を受診しましょう。
(冬場の病院はウイルスでいっぱいで免疫の弱い乳幼児やお年よりは危険ですので注意が必要です!)

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