つるし雛の由来と意味は?飾る時期はいつ?飾る場所と飾り方は?

公開日:  最終更新日:2016/01/22

つるし雛

「つるし雛」という名前を聞いたことがあるでしょうか。

つるし雛は、様々な小さなお人形をたくさん作って、それを吊るして飾るとても可愛らしいお人形です。

お店などで見るととても華やかでゆらゆらしてとても愛らしいですよね!

つるし飾りは、ちりめんなどのハギレで作った細工物をひもで繋ぎ、竹などの輪に吊るしたものです。

50種以上の細工物には、それぞれの意味があるってご存知でしたか??

今回はひな祭りに飾る、つるし雛の由来と意味 、つるし雛を飾る時期や飾る場所と飾り方をご紹介いたします。

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つるし雛の由来と意味は?

◆つるし雛の由来◆
つるし雛の始まりは江戸時代からとと言われています。

当時、女の子が生まれるとその子の厄を身代わりに引き受けてもらうものとして、雛人形を飾る風習がありましたが、当時はとても高価な雛人形を買って飾ることができたのは上流家庭のみで、一般の庶民にはなかなか手の届かないものでした。

しかし、それでも娘や孫を想う気持ちで、母親や祖母、親戚や近所の人達が人形を作って飾ったのがつるし雛の始まりとなったのです。

◆つるし雛の意味◆
つるし雛は、全体として「衣食住に困らないように」との願いを込めて飾られるものです。

それぞれに飾られているつるし飾りには、それぞれに意味がありお飾りは、50種類あります。

その中から、主なお飾りとその意味をご紹介いたしますね♪
◆犬(いぬ)
犬のお産が軽いことにあやかり、「子宝・安産・健康」に恵まれますように、との願いを込めて。
また、子守り・厄除けにあやかれるとも言われています。

◆糸巻き(いとまき)
お裁縫の道具のひとつ。
お裁縫が上手になりますように、との願いを込めて。

◆猪(いのしし)
猪は、たくましく多産で、”子孫繁栄”につながる縁起の良い動物といわれます。
また猪の肉は、万病を防ぐとされ、無病息災の象徴とされています。

◆羽子板(はごいた)
羽子板は、女の子の生まれた家に贈られる縁起物。また、悪いものを跳ね飛ばすともいわれ、「災厄を払い、無事に成長して幸
せを招くように」との願いが込められています。

◆這い子人形
(はいこにんぎょう)
赤ちゃんが「はいはい」している姿のお人形。「はいはい」をたくさんして、元気に、丈夫に育ちますように。

◆苺(いちご)
赤い色には「厄除け」の意味があります。

◆蛤(はまぐり)
貝殻の色合いや形など、二枚貝は他の貝とは合致しないことから、貞節の象徴とされています。
かわいい娘の幸せを祈って飾られます。

◆鶏(にわとり)
十二支の酉として親しまれる鶏。
1日の始まりである朝を招き、滋養がある「卵」を産むこと等から、古来縁起のよい鳥といわれています。
長寿や健康を願って飾られます。

◆花(はな)
花のように可愛く育ちますように。縁起のいい紅梅・白梅を表現したものも多く、吊るされたお人形の間に配置されるなど、「
吊るし雛」をより華やかに演出します。

◆鳩(はと)
「神の使い」、または「平和の象徴」といわれる縁起のよい鳥。
また、「鳩はむせない」ことから、赤ちゃんがお乳をよく飲み、元気に成長しますようにと願って飾られます。

◆春駒(はるこま)
子供が楽しく遊び、元気に育ってくれますように、との願いを込めて。
また、馬は生命力にあふれ、財運に恵まれて仕事が順調に進むとの云われがあります。

◆唐辛子(とうがらし)
可愛い娘とお雛様に悪い虫がつかないように、との意味があります。
(実際に、昔は、虫から雛人形を守るために、収納箱へ唐辛子を入れて保管していました)

◆蝶(ちょう)
女の子が、蝶のように「可憐に可愛らしく成長しますように」と願って。

◆紙風船(かみふうせん)
子供が上手に遊び、元気に育ちますように。

◆椿(つばき)
日本女性の美しさを表す大輪の花は優美さと華やかさの象徴。
優雅で美しい女性に育つよう願いが込められています。

◆梟(ふくろう)
森の知恵者といわれ、知恵に恵まれる。
「不苦労」と書き、「苦労を免れる」ともいわれています。
また、「福朗」とも書き、「福々しい体で福を招きますように」という願いが込められています。

◆桜(さくら)
お雛様にはかかせない左近桜。事の始まりを祝い、その永続を願い、栄誉をたたえる木といわれます。
桜の花、葉の甘い香りは、美しく優しい心を育むとされています。

 

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つるし雛を飾る時期はいつ?

地域によって変わりますが、年明けから飾る方や、雛人形と同じ立春を過ぎてから飾る方も多いようです。

雛人形と同じく、つるし雛も「3月3日を過ぎてからしまうと、お嫁に行き遅れる」などと言われますので、お天気の良い日に、早めにしまう準備をすると良いでしょう。

つるし雛を飾る場所と飾り方は?

◆つるし雛の飾り方◆
輪っか状にした竹に、中央に1本と輪の部分に括った4本の赤糸を垂らしつるし雛を吊り下げていきます。

地域ごとに飾り方の違いもあり、今は飾る個数などに特に決まりはないようです。

◆飾り方◆
天井に直接フックを取り付けて飾ることもできます。
その際は、設置箇所が吊るし雛の荷重に耐えられるよう、梁や根太のある箇所にフックを取り付けることをお勧めします。

商品によっては、台付きのものがあったり、門のような形で開いて自立し、そのまま配置できるものもあります。

雛人形と一緒に飾れば、とっても華やかな雛祭りのお祝いになりますよ!

飾る数はひな人形の両サイドに1つずつ、つるし雛を飾るとバランスも良く華やかになりますが特に決まりはありません。

◆しまい方◆
つるし雛は雛人形と同じで湿気を嫌います!
つるし雛をしまうときには、よく晴れた乾燥した日にしまいましょう。

さいごに

いかがでしたか

つるし雛は手作りで作れるキットも売っているので、子供のために一つずつ願いを込めながら手作りで作ってあげるのも良いですね♪

また、購入される場合は、高さや耐荷重など商品によって様々ですので、つるし雛の長さや重さによって選ぶといいでしょう。

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