マイコプラズマ肺炎子どもの症状は?潜伏期間と治療法は?

公開日:  最終更新日:2015/10/26

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマニューモニエ)という細菌によって引き起こされる呼吸器系の感染症です。

1984年と1988年に大流行した事もあり、4年おきに大流行する感染症として「オリンピック熱」とも呼ばれています。

しかし現在は1年を通じてみられる感染症であり、6~12歳の小児に多く、小児や若い人の肺炎の原因として多くみられます。

そこで今回はマイコプラズマ肺炎の子どもの症状と潜伏期間や感染経路や治療法についてご紹介いたします。

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[su_box title=”マイコプラズマ肺炎とは?” box_color=”#cda55e” title_color=”#ffffff” radius=”0″]
・肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマニューモニエ)という細菌によって引き起こされる肺炎のこと。
・主に気管支や喉などに感染して炎症を起こし、気管支肺炎を呈することが特徴的。
・6~12歳の小児に多く、小児や若い人の肺炎の原因として多くみられます。
・風邪に類似する咳や軽い発熱などの症状を発症するようになります。[/su_box]

マイコプラズマ肺炎子どもの症状は?

初期症状として、風邪に類似する咳や軽い発熱などを発症します。
発熱・全身倦怠感・頭痛・声がかすれる(嗄声)・耳痛・咽頭痛・消化器症状・胸痛

マイコプラズマ肺炎の特徴
特徴①
乾いた咳(乾性咳嗽)がみられ、咳は経過とともに強くなり、熱が下がったあとも1ヶ月程度続く

特徴②
年長さんから青年では、後期になると痰を伴う湿った咳(湿性咳嗽)になることが多いようです。

特徴③
感染後の代表的な症状として、夜間に集中して発作のような咳と微熱~高熱を発症します。

特徴④
ゼイゼイ・ヒューヒューといった呼吸音(喘鳴)が認められることもあります。

特徴⑤
中耳炎・無菌性髄膜炎・脳炎・肝炎・膵炎・溶血性貧血・心筋炎・関節炎などの合併症を併発する場合もあります。

特徴⑥
発熱は発症後から39度を超える発熱が見られたり、微熱が継続するケースが多くあります。

マイコプラズマ肺炎の潜伏期間と感染経路は?

◆潜伏期間◆
感染してから発症するまでの潜伏期間は通常2~3週間とされています。
マイコプラズマ肺炎は気管支から肺にかけての気道に感染します。

◆感染経路◆
①飛沫感染
咳やくしゃみなどのしぶきが飛ぶことで近くにいる人に感染します。
②接触感染
感染している人との接触により感染します。
家族間での感染や学校などの集団生活の場で感染しやすく、流行しやすい感染症です。
風邪やインフルエンザと同じように冬にかけて増加する傾向にあります。

 

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マイコプラズマ肺炎の治療方法は?

マイコプラズマ肺炎の発症年齢は5~14歳が多く、大人も感染します。
マイコプラズマ肺炎は感染力は弱いですが、感染期間が長期に渡るため、小規模ながらも流行がみられることとなります。
また、感染して一度免疫を獲得しても、免疫は長続きしませんので何度も感染し発症してしまいます。

◆マイコプラズマ肺炎の治療法◆
マイコプラズマ肺炎の治療は抗菌薬による治療が基本となります。
マイコプラズマに効く薬はマクロライド系の抗生物質です。

よく使用される製品は、エリスロマイシン、リカマイシン、クラリス、クラリシッド、ジスロマック等ですが、近年このマクロライド系の抗生物質に効かないマイコプラズマ肺炎が増加傾向にあります。

理由としては、マクロライド系の抗生物質の使い過ぎがあるようです。
マクロライド系の抗生物質が無効な場合には、テトラサイクリン系の抗生物質やニューキノロン系の抗菌薬が有効とされています。

また、これらの抗生剤は苦いことが多いので、お子さんにはバニラのアイスクリームで混ぜて飲ませてあげると服用しやすいです。
逆にスポーツ飲料ですと、苦味が増してしまうようです。

学校によってはマイコプラズマ肺炎を発症した生徒に対し出席停止の措置をとっているところもあるようです。
※発症した場合は、念のため登校している保育園・幼稚園、学校に問い合わせてみましょう。

さいごに

マイコプラズマ肺炎は風邪と誤診されがちです!

風邪に似た症状であっても咳が長い間続いている場合などは、マイコプラズマ肺炎を疑い検査してもらいましょう!!

マイコプラズマ肺炎はレントゲン検査か、喉の粘膜検査によって分かります。

マイコプラズマ肺炎の症状は風邪のような感冒症状を呈するため、病院などに行かずに自己判断で様子を見てしまうことがあります。

しかし、潜伏期間も2~3週間と長く他者への感染の影響も否定できません。

そのため、いつもの風邪とは違う乾いた咳や長引く咳などあった場合は早期に病院を受診しましょう。

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